私が１８歳の時フレンチの修行で東京のレストランで教えて頂いたブリュレ。当時は料理の事など全く分からない時で。なぜわざと焦がしているのか不思議に思いました。カソナードと言う砂糖を薄く振りかけバーナーで一気に焼き上げるのですが最初は砂糖を均等に振りかけるのに苦戦しました。季節により砂糖の状態が変わるのでなかなか難しい作業でした。焼き方も難しくて焦がしすぎたりムラができたりで。お客様に出すのにかなりの時間がかかりました。時にはお客様の前で焼くこともありました。お客様の前で焼くとホール中に砂糖の焦げた良い香りが漂い大変喜ばれました。もしご希望のお客様がいらしたら一度お客様のお部屋で焼きますのでお声をお掛けくださいませ。香りも楽しめると思います。
